185系0番代は1981年(昭和56年)に登場した直流特急形電車で、普通から急行、特急までカバーできる車輌として製造されました。
185系0番代は、当時153系が運用されていた急行『伊豆』に投入された後、同年10月のダイヤ改正にて、急行『伊豆』と特急『あまぎ』を統合する形で、特急『踊り子』としての運転が始まります。並行して、製造時から想定されていた普通での運用も永く続けられました。
約30年に亘って昭和から平成、令和と特急『踊り子』として第一線の活躍を続けましたが、2021年(令和3年)3月ダイヤ改正にて、後継のE257系2000番代・2500番代にバトンを渡し、定期運用を退きました。

田町電車区(後の田町車両センター)配置の車輌は、1999年(平成11年)からリニューアル工事が行われ、同時に2色(黄かん色と緑色)のブロックパターン塗装へと変更されました。
模型は、2010年(平成22年)頃に強化型スカートへ交換された後の姿です。
2013年(平成25年)に古巣の田町車両センター(前の田町電車区)を離れ、大宮総合車両センター配置となりました。
2011年(平成23年)頃から2017年(平成29年)頃にかけて、オリジナル 塗装である「斜めストライプ」への塗装変更が行われました。

先頭車クハ185-0形・クハ185-100形、動力なしのモハ184形、動力付きのモハ185形が入った基本4両セットです。
増結用中間車3両セット[55051]×2と組み合わせて10輌編成(A編成)が、単品のサハ185形[55052]と組み合わせて5輌編成(C編成)が再現できます。