1994(平成6)年9月の関西国際空港が開業に際して、空港アクセス用に誕生したのが南海50000系です。
「ダンディ&エレガンス」を車両全体のデザインコンセプトとして、航空機をイメージさせる3次元曲面の球体に
似た前面形状や、楕円形の側面窓、マイカ調ブルーの車体塗装など、それまでの鉄道車両の常識を覆すデ
ザインで登場して大きな話題になりました。VVVFインバータ制御を採用し、なんば~関西空港間を最短29分
で結ぶ性能を持っています。
6両編成6本が登場以来難波-関西空港間の特急「ラピート」に使用されています。
2014(平成26)年9月より、関西空港を拠点に就航している航空会社「Peach Aviation」とのタイアップ企画とし
て、同社が保有している航空機と同様のデザインに装いを一新した「Peach×ラピート ハッピーライナー」が
登場し、大きな話題になりました。